講演
今日は、全国リスクマネジメント研究会に呼んでいただいて、講演をした。
MG-NET+の経営者インタビュー<異彩鬼才>の第76回に登場していただいた、浦嶋繁樹社長率いる、日本アルマック社が主宰するこの研究会。
今回で第122回を数えるという。
月に一度のペースで、10年続いているということは、この種の会の運営の難しさ、大変さを考えると、非常に素晴らしいことだ。
なぜボクが、リスクマネジメントの研究会で講演なのか?
ご依頼を受けた時には、自分が相応しいかどうか疑問に思い、お断りしようかと考えた。
事務局の方々とディスカッションするうち、人材に関する課題は、経営が抱える課題の中でも最も大きなものの一つであり、大きなリスクを抱えているとも言えるのではないかという考えに至り、お引き受けすることにした。
人材が流出する
人材が集まらない
人材が育たない
とりわけ、人材の流出は、中小企業にとっては死活問題である。
時間をかけてノウハウを伝達し、人間的教育も自分を投げ打ってでもやってきたつもりだ。
そんな、手塩にかけた社員が、簡単に転職していってしまう。
これには、ここ20年間くらいの時間をかけて作られてきた転職市場環境も追い討ちをかけているだろう。
完全に企業は「比較される存在」「選ばれる存在」となっている。
環境を嘆くことをやめて、人材が流出せず、人材が集まり、人材が育つ会社づくりをしていくためには、理想の組織風土を効果的にデザインし、自社独特の企業文化を上手に創造していく必要がある。
そのための考え方と手法を1時間半の時間をいいただいてご紹介した。
<会社の紹介を少しだけ>

研究会の皆さんにとっては、これまでのテーマにはあまりない内容で、恐らくなじみのない言葉も多かったことと思うが、熱心に聴いてくださった。
とても話しやすく、ありがたかった。
<話しに思わず力が入る>

こうした色々な「会」も組織である以上、文化や風土を持つことになる。
初めておじゃましたこの会は、色々なものを吸収する許容性と、話し手をリラックスさせるエネルギーを持っているように感じた。
<途中のミニワークも熱心にやっていただいた>

講演や、研修のファシリテーターの機会にいつも感じることは、話しながら自分の考えが再整理され、自分が一番勉強になるということだ。
機会をいただいたことに心から感謝。
MG-NET+の経営者インタビュー<異彩鬼才>の第76回に登場していただいた、浦嶋繁樹社長率いる、日本アルマック社が主宰するこの研究会。
今回で第122回を数えるという。
月に一度のペースで、10年続いているということは、この種の会の運営の難しさ、大変さを考えると、非常に素晴らしいことだ。
なぜボクが、リスクマネジメントの研究会で講演なのか?
ご依頼を受けた時には、自分が相応しいかどうか疑問に思い、お断りしようかと考えた。
事務局の方々とディスカッションするうち、人材に関する課題は、経営が抱える課題の中でも最も大きなものの一つであり、大きなリスクを抱えているとも言えるのではないかという考えに至り、お引き受けすることにした。
人材が流出する
人材が集まらない
人材が育たない
とりわけ、人材の流出は、中小企業にとっては死活問題である。
時間をかけてノウハウを伝達し、人間的教育も自分を投げ打ってでもやってきたつもりだ。
そんな、手塩にかけた社員が、簡単に転職していってしまう。
これには、ここ20年間くらいの時間をかけて作られてきた転職市場環境も追い討ちをかけているだろう。
完全に企業は「比較される存在」「選ばれる存在」となっている。
環境を嘆くことをやめて、人材が流出せず、人材が集まり、人材が育つ会社づくりをしていくためには、理想の組織風土を効果的にデザインし、自社独特の企業文化を上手に創造していく必要がある。
そのための考え方と手法を1時間半の時間をいいただいてご紹介した。
<会社の紹介を少しだけ>

研究会の皆さんにとっては、これまでのテーマにはあまりない内容で、恐らくなじみのない言葉も多かったことと思うが、熱心に聴いてくださった。
とても話しやすく、ありがたかった。
<話しに思わず力が入る>

こうした色々な「会」も組織である以上、文化や風土を持つことになる。
初めておじゃましたこの会は、色々なものを吸収する許容性と、話し手をリラックスさせるエネルギーを持っているように感じた。
<途中のミニワークも熱心にやっていただいた>

講演や、研修のファシリテーターの機会にいつも感じることは、話しながら自分の考えが再整理され、自分が一番勉強になるということだ。
機会をいただいたことに心から感謝。
「5秒で考えよう」
【研修での思考】
企業研修のプログラムは、色々なテーマを盛り込んで、時間との戦いになりがちである。
あるテーマについてワークをする時、短時間でもまずは「個人ワーク」をして、それから「グループワーク」を通して、考えを深めるというパターンを使う。
この時、流れに任せていると、思考のスピードや、色々な選択肢へのこだわり具合などの個人差は大きく、プログラム運営に支障が出てしまう。
このことは、職場の会議の縮図である。
日頃会議をする時にも、案や意見を持ち寄ってブレストするような場合の個人差は、とても大きい。
コンサルタントとして未熟な社員ほど、あれこれ考えてしまって、案出しの数が極端に少なかったり、いいことを言わなくてはという思いが先行して、あまり意見が言えなかったりする。
こういう時に、ボク達は二つの技を使う。
一つは「5秒で考えよう」。
「技」と言えるようなものでもないが、案出しには極めて有効だ。
クライアントの課題解決の選択を多く出さなくてはいけない日々を送る中で、考えにあまりに時間をかけていては、仕事にならない。
アイデアを練る時に、どんなにじっくり時間をかけて考え抜いても、90%は最初の数分や数秒で思いついた案と大差がない、というデータがあるという。
これを利用して、最初の案出しの時には(後でじっくりと精査したり、矛盾の検討をする際はもちろん別だが)、常に頭の中に「5秒で考えよう」という合言葉を置いて、軽快に考える癖をつける。
二つめは「KJ法」。
古い手法だからと馬鹿にはできない、絶大な効果がある。
アイデア出しのようなミーティングの時には、上下関係や力量の差がどうしても邪魔をして、若い人、経験の浅い人の新鮮な案が出なくなる。
そこで、ディスカッションする前に個人ワークの時間を設け、付箋に自分の案を一件一枚の書き出しをする。
全員平等の原理の中で、その付箋を一枚一枚テーブルに出し、同じ案をグルーピングし、珍しい案も、同じ重みで検討の対象にする。
こうすると、若手の独特な案や、未経験な人の新鮮な案が埋もれなくなる。
「5秒で考えよう」「KJ法」
この二つはとても効果がありので、研修場面でも多用されることになる。
【ジムでは1秒で考える】
6月10日のブログ「ジムにて」、でご紹介したトレーナーの多々納敦氏との会話をこの頃楽しみにしている。
多々納氏:「今野さん、今日のトレーニングのテーマは何ですか?四文字熟語で表すと何になりますか?」
彼は、こうした投げかけを得意としている。
「四文字熟語」という彼の問いに、ジムでは5秒も考えていられないから、1秒で返さなくてはいけない。
ボク:「“一心不乱”だよ」
多々納氏:「オーッ!」と唸って彼は、自分のトレーニングに戻って行った。
あんまりウイットの利いた答じゃなかったなあ・・・と後悔したボク。
次の合間に声をかけて言った。
ボク:「どうも最近の自分は“自己矛盾”だなあ」
「腹筋をトレーニングのテーマにしていながら、今夜もビールをがぶ飲み」
多々納氏:「レベル下げちゃダメでしょう。自分も今野さんの“一心不乱”をいただいて今日のテーマにしてますよ」と、したたる汗の中で彼は言った。
ボク:「それじゃあ“切磋琢磨”でどうだ。」
いやはや、まったくイケてない。
なかなかジムで1秒で考えるのは大変だ。
「5秒で考えよう」から連想した話しだが、彼から教えられることは多い。
彼がいつも心がけていることを、いつかのブログ「トレーニングジムは良い空間!!」 に書いてあった。
「『気軽なフィットネス会話』を通じて少しでも良いヒントが与えられればと思っている」
という言葉通り、いつもヒントをもらっている。
この日のヒントは「いつもテーマを持ってトレーニングすること」だ。
企業研修のプログラムは、色々なテーマを盛り込んで、時間との戦いになりがちである。
あるテーマについてワークをする時、短時間でもまずは「個人ワーク」をして、それから「グループワーク」を通して、考えを深めるというパターンを使う。
この時、流れに任せていると、思考のスピードや、色々な選択肢へのこだわり具合などの個人差は大きく、プログラム運営に支障が出てしまう。
このことは、職場の会議の縮図である。
日頃会議をする時にも、案や意見を持ち寄ってブレストするような場合の個人差は、とても大きい。
コンサルタントとして未熟な社員ほど、あれこれ考えてしまって、案出しの数が極端に少なかったり、いいことを言わなくてはという思いが先行して、あまり意見が言えなかったりする。
こういう時に、ボク達は二つの技を使う。
一つは「5秒で考えよう」。
「技」と言えるようなものでもないが、案出しには極めて有効だ。
クライアントの課題解決の選択を多く出さなくてはいけない日々を送る中で、考えにあまりに時間をかけていては、仕事にならない。
アイデアを練る時に、どんなにじっくり時間をかけて考え抜いても、90%は最初の数分や数秒で思いついた案と大差がない、というデータがあるという。
これを利用して、最初の案出しの時には(後でじっくりと精査したり、矛盾の検討をする際はもちろん別だが)、常に頭の中に「5秒で考えよう」という合言葉を置いて、軽快に考える癖をつける。
二つめは「KJ法」。
古い手法だからと馬鹿にはできない、絶大な効果がある。
アイデア出しのようなミーティングの時には、上下関係や力量の差がどうしても邪魔をして、若い人、経験の浅い人の新鮮な案が出なくなる。
そこで、ディスカッションする前に個人ワークの時間を設け、付箋に自分の案を一件一枚の書き出しをする。
全員平等の原理の中で、その付箋を一枚一枚テーブルに出し、同じ案をグルーピングし、珍しい案も、同じ重みで検討の対象にする。
こうすると、若手の独特な案や、未経験な人の新鮮な案が埋もれなくなる。
「5秒で考えよう」「KJ法」
この二つはとても効果がありので、研修場面でも多用されることになる。
【ジムでは1秒で考える】
6月10日のブログ「ジムにて」、でご紹介したトレーナーの多々納敦氏との会話をこの頃楽しみにしている。
多々納氏:「今野さん、今日のトレーニングのテーマは何ですか?四文字熟語で表すと何になりますか?」
彼は、こうした投げかけを得意としている。
「四文字熟語」という彼の問いに、ジムでは5秒も考えていられないから、1秒で返さなくてはいけない。
ボク:「“一心不乱”だよ」
多々納氏:「オーッ!」と唸って彼は、自分のトレーニングに戻って行った。
あんまりウイットの利いた答じゃなかったなあ・・・と後悔したボク。
次の合間に声をかけて言った。
ボク:「どうも最近の自分は“自己矛盾”だなあ」
「腹筋をトレーニングのテーマにしていながら、今夜もビールをがぶ飲み」
多々納氏:「レベル下げちゃダメでしょう。自分も今野さんの“一心不乱”をいただいて今日のテーマにしてますよ」と、したたる汗の中で彼は言った。
ボク:「それじゃあ“切磋琢磨”でどうだ。」
いやはや、まったくイケてない。
なかなかジムで1秒で考えるのは大変だ。
「5秒で考えよう」から連想した話しだが、彼から教えられることは多い。
彼がいつも心がけていることを、いつかのブログ「トレーニングジムは良い空間!!」 に書いてあった。
「『気軽なフィットネス会話』を通じて少しでも良いヒントが与えられればと思っている」
という言葉通り、いつもヒントをもらっている。
この日のヒントは「いつもテーマを持ってトレーニングすること」だ。
フローライフ
3Sのスタイルで生きていきたいと思ってきた。
Simple-Life(シンプルライフ)
必要以上の物を持たない
ものごとを難しく考えない
いつもすっきりしている
Slow-Life(スローライフ)
急がず、慌てず、ゆっくりと
戦わない、争わない
雑多な情報に振り回されない
Smile-Life(スマイルライフ)
心配しない
愚痴を言わない
怒らない
この頃、上の3Sすべてを包含した「フローライフ」という言葉を知った。
流れに逆らわない生き方。
目の前に現れた人や、ものごとを、すべて受け入れる。
受け入れることによって、人は
病に打ち勝ち
弱さを強さに
失敗を成功に
不調和を調和に
悲しみを喜びに
不幸を幸福に
変えてしまう力を持っている。
Simple-Life(シンプルライフ)
必要以上の物を持たない
ものごとを難しく考えない
いつもすっきりしている
Slow-Life(スローライフ)
急がず、慌てず、ゆっくりと
戦わない、争わない
雑多な情報に振り回されない
Smile-Life(スマイルライフ)
心配しない
愚痴を言わない
怒らない
この頃、上の3Sすべてを包含した「フローライフ」という言葉を知った。
流れに逆らわない生き方。
目の前に現れた人や、ものごとを、すべて受け入れる。
受け入れることによって、人は
病に打ち勝ち
弱さを強さに
失敗を成功に
不調和を調和に
悲しみを喜びに
不幸を幸福に
変えてしまう力を持っている。
経営は総合芸術
「経営は総合芸術やで。魂を入れて美しく仕上げんとな!」
と、松下幸之助氏はおっしゃったという。
「経営は総合芸術!」
経営を一言で言い表した、見事な表現だ。
これからの経営を考える時、総合芸術として、3つの観点が必要だとボクは思っている。
この3つの観点をバランスよく持っている経営者が成功する。
【全体最適のマネジメント】
“プロ経営者”が存在する所以はここにある。
経営は、部分最適ではなく全体最適のマネージメントを要求される。
企業の内部的には、価値連鎖(バリューチェーン)の流れの全てに目配りが望まれる。
企業の主活動(購買→物流→製造→販売→サービス)
企業の支援活動(全般管理、人的資源、研究開発、調達活動)
それぞれの専門家は配置するとしても、全体最適の意思決定は、経営者にしかできない。
外部的には、マーケティングでいうPEST分析の言葉を借りると
政治・法律要因(Politics)、経済環境要因(Economics)、社会・文化要因(Social)、技術的要因(Technology)の4つの分野がどのように、自社の経営にインパクトを持つか、常に意識を払っている必要がある。
経営の舵取りをするメーターである財務諸表のうち、大切なのはバランスシート(B/S)である。
経営者の理念や、ビジョン、倫理観などの経営思想、と経営戦略がB/Sの数値となって表れる。
東京メトロポリタン税理士法人の北岡先生は、「B/Sを見ると過去の経営がわかる」と教えてくださった。
不思議なことに経営の指標である決算書、特にB/Sを読めない経営者が中小企業には少なからずいる。
経営の全体最適は、数字の上ではP/LよりもBSに現れる。
強いバランスシートをつくり、変化に対応できる財務基盤づくりをすることが経営の仕事だ。
【経営を“味わいつくす”】
経営者自身が、一番経営を楽しみ、味わっている会社が強くなる。
人、物、資金のことごとくを活かして、世の中に価値を生み出してゆく過程で実感する経営者としての喜びや生きがい。
これは、どれだけ「意思」を持って、経営に臨んでいくかに左右される。
理念や、ミッション、ビジョンを明確に描き出し、どんな仲間を集めて、いつまでにどんな会社を作り、どんな経営をしていこうと考えるのか。
まるで一生をかけて自分の「作品」を作るように、理想の経営を想像し、設計し、創造することにチャレンジし続ける。
そして、その過程のことごとくを喜び、楽しみ、味わいつくす。
【行間を埋める経営】
多くの経営者が、頭を悩ますのが、自分の考えていること、思いを従業員(場合によっては社外のパートナーまでも)に伝えていく、という作業である。
ある程度の規模になると、企業は、経営理念、ミッション、ビジョンをしっかりと作り、明文化しているものである。
センスのいい会社は、これを「クレド」のような形で、社員に提示し、常に意識させることで、企業文化を創造しようと努力する。
しかし、リッツカールトンの物真似をして、立派なクレドカードを社員に配っている会社が、必ずいい会社になるわけではない。
人間は、多分に感情の生き物、感性の動物であり、言葉で伝わることは全体の何分の一かであり、言葉や数字では伝えきれない、経営者の「思い」の部分が置き去りになることが多いのである。
「言葉で言い表せない情報をどう伝えるのか?」
これが大いなる壁である。
言葉と数字は「左脳」の世界、思いや感性は「右脳」の世界と言われる。
右脳の世界を、経営にどう生かしていくか。
これが壁を乗り越える大きな鍵だ。
絵、音、香り。
理念やビジョンを、アートの世界で描き出していくこと。
経営者の思いを音や音楽で表現していくこと。
オフィスを、ある種の香りで包み込んで、感性を刺激すること。
経営者と従業員が、考えていることや思いを、アートや音楽や香りの創造に共に取り組むことで共有するようなことも、とても魅力的な方法だ。
言葉や数字の限界を超える「行間を埋める経営」がここ10年くらいの間に形になってくると考えている。
と、松下幸之助氏はおっしゃったという。
「経営は総合芸術!」
経営を一言で言い表した、見事な表現だ。
これからの経営を考える時、総合芸術として、3つの観点が必要だとボクは思っている。
この3つの観点をバランスよく持っている経営者が成功する。
【全体最適のマネジメント】
“プロ経営者”が存在する所以はここにある。
経営は、部分最適ではなく全体最適のマネージメントを要求される。
企業の内部的には、価値連鎖(バリューチェーン)の流れの全てに目配りが望まれる。
企業の主活動(購買→物流→製造→販売→サービス)
企業の支援活動(全般管理、人的資源、研究開発、調達活動)
それぞれの専門家は配置するとしても、全体最適の意思決定は、経営者にしかできない。
外部的には、マーケティングでいうPEST分析の言葉を借りると
政治・法律要因(Politics)、経済環境要因(Economics)、社会・文化要因(Social)、技術的要因(Technology)の4つの分野がどのように、自社の経営にインパクトを持つか、常に意識を払っている必要がある。
経営の舵取りをするメーターである財務諸表のうち、大切なのはバランスシート(B/S)である。
経営者の理念や、ビジョン、倫理観などの経営思想、と経営戦略がB/Sの数値となって表れる。
東京メトロポリタン税理士法人の北岡先生は、「B/Sを見ると過去の経営がわかる」と教えてくださった。
不思議なことに経営の指標である決算書、特にB/Sを読めない経営者が中小企業には少なからずいる。
経営の全体最適は、数字の上ではP/LよりもBSに現れる。
強いバランスシートをつくり、変化に対応できる財務基盤づくりをすることが経営の仕事だ。
【経営を“味わいつくす”】
経営者自身が、一番経営を楽しみ、味わっている会社が強くなる。
人、物、資金のことごとくを活かして、世の中に価値を生み出してゆく過程で実感する経営者としての喜びや生きがい。
これは、どれだけ「意思」を持って、経営に臨んでいくかに左右される。
理念や、ミッション、ビジョンを明確に描き出し、どんな仲間を集めて、いつまでにどんな会社を作り、どんな経営をしていこうと考えるのか。
まるで一生をかけて自分の「作品」を作るように、理想の経営を想像し、設計し、創造することにチャレンジし続ける。
そして、その過程のことごとくを喜び、楽しみ、味わいつくす。
【行間を埋める経営】
多くの経営者が、頭を悩ますのが、自分の考えていること、思いを従業員(場合によっては社外のパートナーまでも)に伝えていく、という作業である。
ある程度の規模になると、企業は、経営理念、ミッション、ビジョンをしっかりと作り、明文化しているものである。
センスのいい会社は、これを「クレド」のような形で、社員に提示し、常に意識させることで、企業文化を創造しようと努力する。
しかし、リッツカールトンの物真似をして、立派なクレドカードを社員に配っている会社が、必ずいい会社になるわけではない。
人間は、多分に感情の生き物、感性の動物であり、言葉で伝わることは全体の何分の一かであり、言葉や数字では伝えきれない、経営者の「思い」の部分が置き去りになることが多いのである。
「言葉で言い表せない情報をどう伝えるのか?」
これが大いなる壁である。
言葉と数字は「左脳」の世界、思いや感性は「右脳」の世界と言われる。
右脳の世界を、経営にどう生かしていくか。
これが壁を乗り越える大きな鍵だ。
絵、音、香り。
理念やビジョンを、アートの世界で描き出していくこと。
経営者の思いを音や音楽で表現していくこと。
オフィスを、ある種の香りで包み込んで、感性を刺激すること。
経営者と従業員が、考えていることや思いを、アートや音楽や香りの創造に共に取り組むことで共有するようなことも、とても魅力的な方法だ。
言葉や数字の限界を超える「行間を埋める経営」がここ10年くらいの間に形になってくると考えている。
人事部長
【今日の決意:ベンチャー・中小企業にこそ人事部長を】
このところ「人事部長」ポストの人材を求める、人材紹介の要請が増えているような気がする。
これはたまたまなのか?
人事部門の(人事部長というポストの)重要性に多くの企業が気がつき始めたということなのか。
大企業においては人事部門が設置され、専任の人事部長がいるのがごく当たり前。
ベンチャー・中小企業となるとそうはいかない。
たいていの場合、社長自身が、社長 兼 社長室長(経営企画室長)兼 営業部長 兼 総務部長 兼 人事部長 兼 経理部長である場合が多い。
経営戦略を自ら立て、売り上げの最大化を狙い、コストを最小限にする作戦も自ら実行し、オフィスの隅々まで注意を払い、そんな立場でどこまで社員のことを思い、真のフォローや教育をすることができるだろうか。
先日のブログに、就職活動の世界においては「志があり、元気な経営者の率いるベンチャー・中小企業に学生が押し寄せる、ある種のムーブメントを起こしたい」と書いた。
それと同じくらいの問題意識で「ベンチャー・中小企業にきちんと人事部長を配置しよう」運動を展開しようか。
ついつい営業や経理に意識を集中しがちである。
売り上げを最大にしコストを最少にするのが経営のまずは基本だからだ。
しかし、それを実行するのは社員であり、最重要課題として、人材の採用→育成→評価にまずは力を入れることが、近道になる。急がば回れ。
ベンチャー・中小企業にこそ人事部長を。

『約束の旅路』ブログ募金キャンペーンよろしく。
このところ「人事部長」ポストの人材を求める、人材紹介の要請が増えているような気がする。
これはたまたまなのか?
人事部門の(人事部長というポストの)重要性に多くの企業が気がつき始めたということなのか。
大企業においては人事部門が設置され、専任の人事部長がいるのがごく当たり前。
ベンチャー・中小企業となるとそうはいかない。
たいていの場合、社長自身が、社長 兼 社長室長(経営企画室長)兼 営業部長 兼 総務部長 兼 人事部長 兼 経理部長である場合が多い。
経営戦略を自ら立て、売り上げの最大化を狙い、コストを最小限にする作戦も自ら実行し、オフィスの隅々まで注意を払い、そんな立場でどこまで社員のことを思い、真のフォローや教育をすることができるだろうか。
先日のブログに、就職活動の世界においては「志があり、元気な経営者の率いるベンチャー・中小企業に学生が押し寄せる、ある種のムーブメントを起こしたい」と書いた。
それと同じくらいの問題意識で「ベンチャー・中小企業にきちんと人事部長を配置しよう」運動を展開しようか。
ついつい営業や経理に意識を集中しがちである。
売り上げを最大にしコストを最少にするのが経営のまずは基本だからだ。
しかし、それを実行するのは社員であり、最重要課題として、人材の採用→育成→評価にまずは力を入れることが、近道になる。急がば回れ。
ベンチャー・中小企業にこそ人事部長を。

『約束の旅路』ブログ募金キャンペーンよろしく。