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すぐに、すぐに病

カテゴリー:マングローブの30ブロック経営 『感謝する×働き方=支えてくれている人に感謝する』


【自分を大きく見せる】

先日、ある人と話していたのですが、非常に疲労感を覚えました。

「あの人は友達だ」「その人は昔から知っている」「あの人とあの人は自分が紹介した」

話の流れでさり気なく話される分には嫌味がないのですが、面会時間の半分くらいをそういう話に費やされるとさすがに・・・。

ボクの心の叫び。
「で、それがいったいどうしたの?」

偉い人や有名人をどれだけ知っているかを誇る人がいます。
自分だってそんな会話をしている時があるのかもしれません。
そんなことで自分を大きく見せてもしょうがないんですが・・・。

一方で、「あの人は優秀だ」「あの人はけっこう考えながらやっている」「あの人は事業を絞り込めていない」「自分の会社の強みがわかっていない」
等々、人をやたらに評価する会話の多い人もいます。

そんな時も、同じ心の叫び。
「で、それがいったいどうしたの?」

これだって、単に自分を大きく見せようというだけの会話です。


【すぐに役に立つ人を大切にする】

皆、ビジネスをやっています。

経営者は、社員にビジネスにもっとのめりこんでほしいと考えます。
会社内のほとんどの仕組みが、社員を「ビジネスに徹底してのめりこませる」ために存在すると言っても過言ではありません。

ビジネスに徹底してのめりこんでいくと、情報に接することも、人に会うことも、モノを考えることも、すべてがビジネスのためのものになっていきます。
ビジネスのためのもの、ということは、結局のところ「損得勘定」で考えるということです。

人に会う時には、損得勘定で、自分にとってこれから「役に立つ人」かどうかの品定めをするか、何とか自分を「役に立つ人」と印象づけることが目的になっていきます。
名刺交換をする時には、その目は「品定めの目」か「売り込みの目」のどちらかということです。

人の意識は、どんどん「すぐに役立つ人」か「すぐに自分を役立ててくれる人」へと向かっていきます。

商売をやって収益を得て、生活の糧を得ている以上、損得勘定を悪としてしまうと生きていくことができません。
それ自体を悪と考えていては会社の経営などできないのですが、すべてが短期的な視野になってしまっているということです。

会社の目標を管理する仕組みも、人を評価する仕組みも、多くは今期(長くても来期)の収益をどう上げるかに向かっています(一部の研究開発部門などは別でしょうが。しかしそれだって随分タームが短くなっているようです)。
すべてが、目の前のビジネスにのめり込むように設計されていきます。

「すぐに・・・」「すぐに・・・」


【将来役立つ人だけを大切にする】

「自分にとって将来役立つ人を大切にする」ことと、「今、役に立ってくださっている人を大切にする」こととどちらが重要でしょうか?

しかも、あまりにもさり気なくて、役に立ってくださっていることを認識しないでいたり、忘れていたりする人のことを思い出す必要があります。

ボクの大好きなマングローブという樹木たちは、海岸沿いの生態系の中にいて、黙々と生き、さり気なく色々な生き物を生かしている存在です。
世の中にはそういう方々がたくさんいますよね。

自分にとっての損得で、人間関係を仕分けていくのではなく、自分をさり気なく支えてくださっている方々に意識を持つ、感謝をすることが、「すぐに、すぐに病」から立ち直る処方箋のひとつだとボクは思っているんですね。

どんなに有名人をたくさん知っているよりも、偉い人と親しいよりも、自分の事務所の掃除をしてくれているお掃除のオバさんの名前と誕生日を、ちゃんと知っていることのほうがずっとカッコイイし、大切なことだとボクは思うのです。


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09:52 | マングローブの30ブロック経営 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑