退化する
カテゴリー:マングローブの30ブロック経営 『学ぶ×事業=仕事を通じて成長する』
【退化する】
ボクが早朝トレーニングをしていることは、だいぶ有名になってきたようだ。
会うなり「続いてんの?」とか・・。
「トレーニングしてるわりには、太ってんじゃない」なんていう失礼な反応もある。
頑張ってるんだけど、日頃の課題におわれて、ジムに行けない期間が少しでもできると、そこまで鍛えていたものがあっと言う間に元に戻ってしまうのが困ったところだ。
だから、トレーニングはコンスタントに取り組むことがとても重要なんだ。
どんなに時間がない時でも、自宅で腹筋30回だけでもいいから何かするようにしているんだけどね・・。
さて、本題なんだけど、人間の体の機能というのは、どれを取っても使わないでいると「退化する」という宿命があるとしみじみ思うんだよね。
ボクの専門の「組織」の中にいて退化する能力のワースト3を考えてみると、「自分で考える力」「謙虚な気持ち」「多様な立場への想像力」の3つじゃないかと思うんだ。
この3つのことは、業績が驚異的に伸びていればいるほど退化の現象は激しくなっているような気がしてるんだ。
ボクが前の会社にいて、失いたくなかった3つのことでもあるんだ。
【考える力:メンバー編】
組織の中で言うと、「考える力」などは、下手をすると退化していく危険性のある筆頭格だ。
ボクの社員時代は、指示待ちで上司の言うことを聞いて処理作業だけしていると、すぐに叱られたものだった。
「自分で考えて仕事しろ」って。「お前ならどう思う」って。
仕事の相談をしたい時に、自分の考えもなしに、安易に「〜はどうしたらいいでしょう?」などと聞こうものなら、ひとたまりもない。
「自分なりに悩んでから相談に来い」って。
これは、社員の教育上は非常に素晴らしい文化なことは間違いなく、こうした文化で育ったことはとてもありがたいことだった。
こういう文化がないところでは、自分突っ込みを入れる癖をつけたほうがいい。
上司の指示で、分担された作業をしているような場合でも、次のように自分に突っ込みを入れる。
「今のやり方でほんとにいいのかなあ」「もっといいやり方はないのかな」と。
「ゼロから考え直すとしたら、自分だったらどんなやり方を考え出すだろうか?」って。
安易に相談したくなったら、次のように自分に突っ込みを入れる。
「お前はどう思うんだ?」「徹底的に考え抜いたのか?」って。
【考える力:管理職編】
元いた会社の人は怒るかもしれないけど、若い時の成長速度は日本一(世界一?)であっても、ポストが上になるほど成長は鈍化するという特徴があった。
物事にはいい面とよくない面が必ず混在している。
この「お前はどう思う?」「自分で考えて仕事をしろ」という、自立した仕事の仕方を上司の側から見ると、必ずしもいいことばかりではない。
「お前はどう思う?」という元いた会社の風土は、よく機能している面と、無能な上司を量産してしまう危険もはらんでいたと思うんだよなあ。
これはどういうことかというと、部下に考えさせることと「丸投げする姿勢」とは紙一重だってこと。
部下から相談を受けて、上司なりのキャリアで培った知識と経験から自分なりの考えがきちんとあって「お前はどう思う?」と考えさせることは、素晴らしいことだ。
いよいよ部下が行き詰った時、助けてあげることができる。
ところが、部下に丸投げで自分が考えることもせずに、文化に乗っかって、オウム返しのように「お前はどう思う?」とやっていたら、これは悲劇だ。
ボクも前職時代、「お前はどう思う?」と部下に考えさせているときに、自分自身が思考停止に陥っているときがなかったかと言えば嘘になる。
常に部下に考えさせる癖がつくと、自分で考える力が確実に退化する。
部下が考えてきた案がいいか悪いかの審査ばかりを仕事にしていると、ゼロから生み出す力はどんどん退化するんだ。
メンバー時代は、とても優秀で期待されていたのに、管理職になってから減速し、あっと言う間にただの人になってしまった人を何人も見てきた。
よく、名プレイヤーは名監督にあらず、と言う。
選手と監督とは必要な能力が違うという意味に使われるんだけど、それはスポーツの世界の話。
ボクはそうは思わない。
ビジネスマンが管理職になって無能になるのは、適性の問題ではなく、一丁上がりとばかりに考えるのを止めてしまうから。
教育という名の丸投げは、管理職をどんどん無能にする。
自分のこれまでを振り返ってみると、自分で考えることが少なくなった時は、確実に成長が鈍化していた。
これは自己反省。
「俺はこう思うがお前はどう思う?自分なりの考え方をプラスして持って来い」と言うのが正解。
部下に任せた仕事も、すべて部下が自分の代わりにやってくれているという認識で、いつも自分自身で常に考え抜いていることが、何よりも大切なことなんだ。
教育のために考えさせることと、丸投げすることとの境界線は?
考える力が退化していくことに、偉くなればなるほど敏感にならないと・・・。
また長くなってしまった。
「謙虚な気持ち」「多様な立場への想像力」については、また後日ということで。
【少人数制ビジネスセミナー:好評開催中】

【退化する】
ボクが早朝トレーニングをしていることは、だいぶ有名になってきたようだ。
会うなり「続いてんの?」とか・・。
「トレーニングしてるわりには、太ってんじゃない」なんていう失礼な反応もある。
頑張ってるんだけど、日頃の課題におわれて、ジムに行けない期間が少しでもできると、そこまで鍛えていたものがあっと言う間に元に戻ってしまうのが困ったところだ。
だから、トレーニングはコンスタントに取り組むことがとても重要なんだ。
どんなに時間がない時でも、自宅で腹筋30回だけでもいいから何かするようにしているんだけどね・・。
さて、本題なんだけど、人間の体の機能というのは、どれを取っても使わないでいると「退化する」という宿命があるとしみじみ思うんだよね。
ボクの専門の「組織」の中にいて退化する能力のワースト3を考えてみると、「自分で考える力」「謙虚な気持ち」「多様な立場への想像力」の3つじゃないかと思うんだ。
この3つのことは、業績が驚異的に伸びていればいるほど退化の現象は激しくなっているような気がしてるんだ。
ボクが前の会社にいて、失いたくなかった3つのことでもあるんだ。
【考える力:メンバー編】
組織の中で言うと、「考える力」などは、下手をすると退化していく危険性のある筆頭格だ。
ボクの社員時代は、指示待ちで上司の言うことを聞いて処理作業だけしていると、すぐに叱られたものだった。
「自分で考えて仕事しろ」って。「お前ならどう思う」って。
仕事の相談をしたい時に、自分の考えもなしに、安易に「〜はどうしたらいいでしょう?」などと聞こうものなら、ひとたまりもない。
「自分なりに悩んでから相談に来い」って。
これは、社員の教育上は非常に素晴らしい文化なことは間違いなく、こうした文化で育ったことはとてもありがたいことだった。
こういう文化がないところでは、自分突っ込みを入れる癖をつけたほうがいい。
上司の指示で、分担された作業をしているような場合でも、次のように自分に突っ込みを入れる。
「今のやり方でほんとにいいのかなあ」「もっといいやり方はないのかな」と。
「ゼロから考え直すとしたら、自分だったらどんなやり方を考え出すだろうか?」って。
安易に相談したくなったら、次のように自分に突っ込みを入れる。
「お前はどう思うんだ?」「徹底的に考え抜いたのか?」って。
【考える力:管理職編】
元いた会社の人は怒るかもしれないけど、若い時の成長速度は日本一(世界一?)であっても、ポストが上になるほど成長は鈍化するという特徴があった。
物事にはいい面とよくない面が必ず混在している。
この「お前はどう思う?」「自分で考えて仕事をしろ」という、自立した仕事の仕方を上司の側から見ると、必ずしもいいことばかりではない。
「お前はどう思う?」という元いた会社の風土は、よく機能している面と、無能な上司を量産してしまう危険もはらんでいたと思うんだよなあ。
これはどういうことかというと、部下に考えさせることと「丸投げする姿勢」とは紙一重だってこと。
部下から相談を受けて、上司なりのキャリアで培った知識と経験から自分なりの考えがきちんとあって「お前はどう思う?」と考えさせることは、素晴らしいことだ。
いよいよ部下が行き詰った時、助けてあげることができる。
ところが、部下に丸投げで自分が考えることもせずに、文化に乗っかって、オウム返しのように「お前はどう思う?」とやっていたら、これは悲劇だ。
ボクも前職時代、「お前はどう思う?」と部下に考えさせているときに、自分自身が思考停止に陥っているときがなかったかと言えば嘘になる。
常に部下に考えさせる癖がつくと、自分で考える力が確実に退化する。
部下が考えてきた案がいいか悪いかの審査ばかりを仕事にしていると、ゼロから生み出す力はどんどん退化するんだ。
メンバー時代は、とても優秀で期待されていたのに、管理職になってから減速し、あっと言う間にただの人になってしまった人を何人も見てきた。
よく、名プレイヤーは名監督にあらず、と言う。
選手と監督とは必要な能力が違うという意味に使われるんだけど、それはスポーツの世界の話。
ボクはそうは思わない。
ビジネスマンが管理職になって無能になるのは、適性の問題ではなく、一丁上がりとばかりに考えるのを止めてしまうから。
教育という名の丸投げは、管理職をどんどん無能にする。
自分のこれまでを振り返ってみると、自分で考えることが少なくなった時は、確実に成長が鈍化していた。
これは自己反省。
「俺はこう思うがお前はどう思う?自分なりの考え方をプラスして持って来い」と言うのが正解。
部下に任せた仕事も、すべて部下が自分の代わりにやってくれているという認識で、いつも自分自身で常に考え抜いていることが、何よりも大切なことなんだ。
教育のために考えさせることと、丸投げすることとの境界線は?
考える力が退化していくことに、偉くなればなるほど敏感にならないと・・・。
また長くなってしまった。
「謙虚な気持ち」「多様な立場への想像力」については、また後日ということで。
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