link    write  admin

克服

【24日2回目の更新です。最初の『ドック』もあります】

7月17日のブログ『自分としっかり向き合う』で、ボク自身が若い頃に「人前で話すことが苦手」というコンプレックスを抱えていたこと、それがネックで、仕事が全然楽しいと思えなくて自分の世界に閉じこもっていて、何をやっても真からの自信にはつながらなかったこと、それを克服して今があることについて書いた。

そうしたところ、「どうやって克服したのか?」という問い合わせが殺到したので(というのはウソ。何人かから質問をもらっただけ)今回は、その回答ブログにしたいと思う。

だいぶ以前のブログにも書いたことなんだけど、子どもの頃の自分はとっても大人しくて、
人見知りで、どちらかというと劣等感があるくらいの子だったんだ。

か細く体が弱く、しょっちゅう風邪をひき、休みがちな子どもだった。
学校に行きたくないと泣いて畑仕事をする母親にずっとくっついていたイメージを今も覚えている。

人前で話すことなど心臓バクバクで極度に苦手だった。

社会に出てもその性格はもちろん変わらず、やたらにディスカッションが多く、イベントが盛んで、人前で話すことが日常茶飯事のリクルートではとても苦労して過ごしていた。

大きな自己改革が必要だったんだよね。
色々なチャレンジをしながらそんな性格を克服してきたのが自分の歴史だ。

そんなだったから、総務部でイベントの司会や、人事部長になって人前で話すようになり、今社長として会社の顔として、取材を受けたり講演などをしているのは、自分としても画期的なこと。
どこでどんな才能が花開くか分からないのが人生の楽しさ、醍醐味だと自分の歴史を振り返って思うんだよね。

今も基本的には性格は変わらない。
今は版権を手放して販売はしていないようだが、リクルートに「性格類型検査」というテスト商品があった。
その検査結果を簡単に言うと「内向的でどちらかというと直感でものごとを考え、人の気持ちに敏感で、状況の変化などには柔軟に対応していくほうである」というような文章になる。
これは最も経営者に向いていない性格と言われていたタイプだった。

さて、そんなボクが自己改革に取り組んだポイントは5つあるんだ。

1.自覚する
2.準備とフィードバック
3.インカンテーション
4.真似る
5.場数

ひとつずつ解説していこう。

1.自覚する

はっきり言ってボクは元々「あがり症」なんだよね。

人前に出ようとすると、ドキドキしてきて、手に汗をかくし、気分がすごく憂鬱になる。
「あがり症」克服の一番大切なことは「そんな自分を認めること」なんだよ。

な〜んだ、とガッカリされるかもしれないけど、これってけっこう実効性があるから試してみて。
一つひとつ、体に起こっている現象をゆっくり確認していくんだ。

「あ、今自分は緊張して心臓がバクバクしてきたぞ〜」
「ただ今、手に汗をかいている最中だ〜〜」
「これから人前に出るので、気持ちは憂鬱になってきている〜」
「最前列に恐そうな人がいて、その反応をオレは気にしてるぞ〜」

などと、自覚を言葉にしていく。自分のマイナスイメージを認めていく、確認していくってことなんだ。

「あがり症」というのは、不安から自分の精神状態や体の状態をコントロールできなくなるということ。
まず肝心なことは、今の自分の状態を細かく「自覚」すること。それが第一歩。
一つひとつ状態を自覚していくと、自分を少しずつ客観的に見られるようになる。

2.準備とフィードバック

長いことやっていたこととして、話しの内容に不安を覚えなくて済むように、事前に入念に準備することをやっていた。

会議でのスピーチから、会合での自己紹介、結婚式の披露宴の祝辞に至るまで、一言一句、極端に言うと、ジョーク・ギャグの類いまで原稿にして臨んでいたんだ。
相当手間がかかり、時間もかかったけど、何とか話しが上手になりたい一心で、寝る間も惜しんでスピーチ原稿を書いていた時期がある。

それから、毎回その内容について、聴いてくれていた何人かに率直に指摘をしてもらうということをしていた。
話しのストーリー、内容そのもの、そして話し方。
社交辞令も多かったけど、ありのままに言ってくれる人もけっこういて、それを素直に受け入れて、次の時に役立てるようにしたんだ。

今、ボクは人前で話をする時に、ほとんど「あ〜」とか「え〜」とか言わないんだけど、これもこうしたフィードバックをもらった賜物なんだ。
「すごく聞きずらいし、それがあるだけで話の下手な人という印象になるよ」って言われてから、必死に言わないように練習した。

何ごとも率直なフィードバックを受けるって大事だよね。

3.インカンテーション

“インカンテーション”とは、自分に力を与えるプラスの言葉をこれ以上ないという強い感情を込めて、体に力を込めながら言う、ということ。

例えば研修の開始前などに
「研修の成功に必要な力はすでに自分の中に全てある」
「自分は絶対皆に受け入れられ、共に明日の成功を描く仕事ができる」
「成功はすでに約束されている」
などという言葉を、拳を作って胸を叩きながら、声に出して自分に言い聞かせる。

自分に自分で言い聞かせる、ということだ。
「今野よ、お前はこれまでやれるだけの準備をしてきたじゃないか。後は思いっきりやるだけ、喋るだけだよ」
と、動作も込めて言い聞かせる。

言葉でも、行為でも、自分の心に魂を注入すると言ったら怪しくなるけど、これも自分にはとても効果のあることだった。

こういうことを「インカンテーション」と呼ぶのだということは、後で知ったんだけどね。

研修以外にも、営業のプレゼンテーションの前や講演の前、あるいは緊張感のある大事な面会の前などにも「インカンテーション」をしていたんだ。

人前に立つときの、ちょっとした「ルーティーン」「儀式」にしているだ。

4.真似る

これも大切なことだね。

ビジネスマンになってから、講演会や、シンポジウムや、研修会や、演劇や、コンサートや、司会がいたり、スピーチがあったり、ファシリテートがあるような場には、積極的に身を置くようにした。

内容よりも、話し方や、進め方や、その場の仕切り方に目が行き、「なるほど、ああすればいいのか」とか「ああいう手があるんだなあ」というものは、その日のうちにメモして自分のものにするように努力した。

何でも最初は真似、真似、真似。

5.場数

最後はありきたりの話になるんだけど、そういう場(司会、スピーチ、仕切り等々)のチャンスがあれば、なるべく断らないようにして、積極的に経験するように頑張った。
何と言っても経験に勝るものなし。場数だよね。


そんなことを必死にやっているうちに、苦手感は少しずつ薄れて来て現在に至る、って感じかなあ。

でも、持っている性格が完全に変わるわけではないから、今でも5つのことは続けてるよ。


【少人数制ビジネスセミナー:好評開催中】
mgseminar1.gif

にほんブログ村 経営ブログ 経営者へ
18:41 | マングローブ的生き方 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

ドック

カテゴリー:日記

珍しく、平日の「日記」。

昨日は一日がかりで、胃と大腸の内視鏡検査を受けた。

日頃から運動をし、健康には人一倍気を使っているボクだけど、いつどうなるか分からないから、一年に一度の検査もきっちり受けることにしているんだ。

皆さん、検査大事だよ〜。マメに受けてください。

泉ピン子さんのご主人がやっているクリニックは、少人数制で、とてもゆったりと検査を受けることができる。

院長(泉ピン子さんのご主人)は、最高に素晴らしい方だよ。

とても腰が低く、丁寧で、診察にも治療にも思いっきり親身に当たってくださる。

検査技術も一流。
苦手だった胃カメラも、いつもウトウトしている間に終わっているんだ。


今回は、検査当日はよかったんだけど、前日までに体調を崩して大変だったんだ。

検査準備ということで、二日前から下剤が効き過ぎたのと、冷房病で体調崩していたのとが一緒になって・・・。
外出もままならなくなり、いくつかの仕事に穴を開けてしまった。

関係者の皆さん、本当に申し訳ありませんでした。

検査のために体調壊して仕事に穴を空けてるんじゃ本末転倒だ。
大きく反省。

それにしても、冷房はつらい。

外の暖気と冷房の冷気を交互に体に受けていると、自分の体温調節器が壊れちゃう。
それが体調壊す原因だよね。

自宅では冷房なしの生活なんだけど、外出先はどこも(電車もバスもオフィスも)冷房はガンガンかかっているからなあ・・・。

会社のオフィスも「これからは冷房はやめる」って言ったら、皆、辞表出すに決まってるわな。

なんか、いい対策はないのかなあ。


【少人数制ビジネスセミナー:好評開催中】
mgseminar1.gif

にほんブログ村 経営ブログ 経営者へ
06:58 | 日記 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑