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人事異動

カテゴリー:マングローブの30ブロック経営 『学ぶ×事業=仕事を通じて成長する』


多くの会社が新入社員を受け入れると同時に、組織変更や人事異動を行う季節となりました。

マングローブでも、この春は比較的大きな異動を行います。


企業の経営戦略、事業戦略に合わせて、組織を改変したり、人員配置を変更することは当たり前のことです。

人事異動には、そうした戦略上の要請だけでなく、それ自体が組織の活性化の有効な手段という側面があります。

・社員の能力開発や後進の育成など、「成長」のためのローテーションとしての側面
・一つの業務に長期間携わることによる慢心防止や、新たな人間関係創出による「活性化」の側面
・特定の取引先との不正防止などの「リスク回避」の側面

社員から「もう少し落ち着いて仕事をさせてほしい」という声が上がるくらいがちょうどいい、というのがボクの考えです。
常に新たな挑戦を課せられ、刺激の中で成長してきた自分の経験からくるものだと思います。


ところで、人事異動で一番大切なことは「引継ぎ」です。

多くの会社が、内示と称する、正式発表前の異動する本人と関係者への事前告知を行い、社内発表そのものも、業務引継ぎや転勤の都合などを考慮して、事前に行うことが慣例になっていると思います。

人間の習性として、意識と行動が「前に向かう」ということになります。

異動する人は、新天地での活躍で頭がいっぱいになり、迎え入れる側も正式な異動日はまだ先であるにも関わらず、異動してくる人を加えた新しい体制での取り組みに胸が躍り、頭がいっぱいになります。
ひどい時には、正式発表前に歓迎会をしたり、顧客に連れて行って挨拶させて混乱を生んだりすることもあります。

こうして、たいていの場合は「業務引継ぎ」や、営業であれば「顧客の引継ぎ」などが、おろそかになり、業務に支障が出たりお客様からのクレームに対応したり、ゴタゴタの中で新しい期がスタートすることになります。

組織の改変や人事異動などの「変化」のある時の対処の仕方に、その会社の組織力のレベルが現れてしまいがちです。

組織変更や人事異動の時に必要な意識は、「前へ前へ」ではなく「後ろへ後ろへ」が基本です。

異動する人は、これを機会に今までの自分の仕事のたな卸しをし、スムーズな引継ぎにまずは意識を持たなくてはなりません。
単に引き継ぐためだけではなく、自分が今までの部署で学んだこと、やり残したことなど、自分自身のたな卸しもすることが成長への糧になるはずです。

迎え入れる側も、気が逸るのはわかりますが、まずは落ち着いて「元の部署での引継ぎを十分やってから来いよ」という姿勢が必要です。

正に「立つ鳥後を濁さず」という考え方が重要です。


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